禁断の科学裁判
 
−−−ナウシカの腐海の森は防げるだろうか−−−


<5月31日第一回田植え抗議行動に参加して>
安田節子(食政策センター「ビジョン21」主催者)
12.25.2005

朝8時に上越有機農業研究会など地元の9団体で組織する「遺伝子組み換えイネの栽培中止を求める連絡会」が北陸研究センター前で抗議集会を開き100人近い人たちが早朝にもかかわらず集まりました。報道各社も多数取材にきていました。集会後連絡会代表が決議文を読み上げ中止を求めたのに対し、片山秀策センター長は地元同意は得ているといって決議文を憮然と受け取り足早に建物の中に消えました。9時からセンター内の実験田で田植えが始まりました。田んぼをぐるりと高さ1.8mの金網フェンスで囲み、周囲の道にはぐるりと等間隔で取り囲むように男たちが立っていました。フェンスの中に向かって参加者が抗議の声を挙げるなか、職員5人が1050本のGM稲を0.6アールに手植えして短時間で植え終えてしまいました。

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