禁断の科学裁判
−−−ナウシカの腐海の森は防げるだろうか−−−
ISIS(英国:Institute of Science in Society)は3月31日、スギ花粉症緩和GM米の花粉症を緩和させるメカニズムが、ヒトの免疫系へ影響し、その結果、ぜん息を増加させる危険性がある、という記事を掲載した。
この記事では、アレルギーを治療する米の使用は、ヒトのアレルギーを引き起こす遺伝子と、抗生物質抵抗遺伝子により、食品としての米を汚染する可能性がある。花粉症緩和GM米の研究論文は、例えば、ヒトの薬の臨床試験で報告されるエピトープペプチドの有害な副作用を考慮していない。しかし、幅広いアレルギーと自己免疫疾患の治療するために、作物で作られるヒトT細胞エピトープペプチドの使用は、非常に近い将来、主要な焦点となることは、ほぼ疑いがなく、野放しにされるならば、こうした開発は、ぜん息の大流行を悪化させるだろう、としている。