平成21年(ネ)第5763号 遺伝子組換え稲の作付け禁止等請求控訴事件
控 訴 人 山 田 稔 ほか12名
被控訴人 (独) 農業・食品産業技術総合研究機構
証 拠 説 明 書 (17)
2010年1月22日
東京高等裁判所第20民事部 御中
控訴人ら訴訟代理人弁護士 柳 原 敏 夫
書証(甲140〜142)
号証 |
標 目 (原本・写しの別) |
作 成 年月日 |
作成者 |
立 証 趣 旨 |
備考 |
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140 |
意見書 | 原 | 2010.1. 13 |
新潟県の米と自然を守る連絡会・新潟県有機農業研究会 代表 鶴巻義夫 |
一審判決に対する感想。具体的には、かつて近代化農業技術として推奨された農薬や化学肥料の大量使用により深刻な健康被害、環境破壊をもたらした経験をしてきた農業者として、今回の遺伝子組換えイネの野外実験がまた同様の過ちをくり返すのではないかということに大変な危惧を抱いていること。 |
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141 |
原 |
2010.1.13 |
同上 | 耐性菌研究の世界的権威である平松啓一教授が、被告の本GMイネ野外実験によるディフェンシン耐性菌問題を憂慮する意見書を発表したことを地元新潟県で重く受け止め、地元市民団体が9月14日に、新潟県に対し耐性菌の調査と対策を求める申入れをし、地元の新聞に取り上げられた事実。 | ||||||
142 の1〜 5 |
書籍「 Living with the Fluid Genome」 (流動ゲノムと生きる)(奥付と本文抜粋) |
写 |
2003 |
英国の女性生物物理学者Mae‐Wan Ho(メイワン・ホー) | 生命現象の本質について伝統的なドグマである遺伝子決定論(1つのタンパク質を決定するのは1つの遺伝子である)が誤りであり、タンパク質を決定するのは様々な要因との相互作用によるものであることを明らかにしたもの。 |
以 上
参考:上記書証のURL
号証 | URL |
142 |
著者Mae‐Wan Ho(メイワン・ホー)についての解説(ウィキペディア)http://en.wikipedia.org/wiki/Mae-Wan_Ho |
以 上